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1st Season 第1話「マックス」



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西暦2009年、ワイオミング州ジレットにあるDNA研究所(マンティコア)から、12人の子供が脱走する。その子供達はX5シリーズと呼ばれるDNA操作によって指揮官クラスの最強の兵士として作られ育てられたジェネティックだ。

それから10年後。脱走者の一人MAXは出生の秘密を隠し、昼間はメッセンジャーの仕事をしながら、夜は仲間を探す資金集めのために美術品泥棒を行って生き延びていた。

ある日偶然盗みに入った高級マンションで、MAXはジャーナリストのローガン・ケイルと出会う。しかし彼は世の中の不正を暴く電波ジャックを続ける「アイズオンリー」という別の顔を持っていた。ローガンは超人的なMAXの身体能力に興味をもち、彼女の居所を探り当てる。そして彼女の首の裏に刻まれているバーコードを発見し、彼女がジェネティックであることを見抜いてしまう。

ローガンはMAXに仲間探しを手伝うことを条件に、自分の活動を手をかして欲しいと申し入れる。
MAXはマンティコアの追っ手から逃げるように生きてきた。ローガンの活動を手伝えば、マンティコアにかぎつけられる危険が高くなるに違いない。MAXはローガンの申し出を冷たく断る。
しかし彼が命を張ってソンリザの悪事を暴こうとするあまり、襲撃に会い命は取りとめたものの下半身の自由を奪われる。MAXはローガンが守ろうとしたソンリザ疑惑を証明する証人とその娘を助けるために、一人でソンリザの屋敷に乗り込む。

ANNA's Review
 まぁ、なんといいますか。私がDAを語るなど100年早いぞ!とDAファンの先輩方にいわれちゃいそうですが、ストーリのながれをただ だらだら 書いてもこのエピソードを見た人はそんなん読むはずないし、見てない人は、「こんなん 読んでへんで見ろぉーー」って感じになるんですよ。

 このエピソードはなんか制作費が莫大にかかっているらしいけど、アメリカってエンターテイメントに対してなんて太っ腹なんだろうと思う。そもそもアメリカのTVドラマシリーズは、本編放送前に「こんなんちょとつくったんやけど どう?」みたいなパイロット版を作って反響をみて成功だったら続きを作るらしい。ブロードウェイのミュージカルも初演の評価がニューヨークタイムズにでて、それで酷評をかかれるとあっけなく終わってしまうというのに似ている。ようはエンターテイメントには根性入れてお金はつぎ込むけど、引き際ははやいということですね。エンターテイメントはアメリカのもっとも重要な産業の1つだということがよくわかる。
 ダークエンジェルもその例外ではなく・・・・あ、ここでは一応引き際という意味ではなく、第一話の話だけど(笑)。この第一話とされるエピソードは邦題では「MAX」だが、原題では「Pilot」となっている。いわゆるこの「こんなんちょとつくったんやけど」でなんとも13億という巨額な資金つぎこむFOXという会社は、徹底してるのか、突き抜けてアホなんか どっちかなんでしょうね。(笑)

 さて、エピソードの中身やけど。最後まで見ている私がまた改めて第1話をみると。「MAX化粧濃い!」「むちむち!」って感じで、面白い。
 冒頭の逃亡シーンやけど雪の中で裸足で走ってそれだけで痛いのに、氷水の中に落っこちてもへっちゃらというMAXが怖い。ライデッカーはトランシーバーで 「外に出るものがいたら 容赦なく殺せ」と冷酷ぶりを発揮、でもシリーズ後半、及びセカンドでは「私の子供達をなぜ殺したぁー」というなぜか教え子想いを発揮するし、自分で殺すのはOKだけど、他人に殺されると我慢ならない。そういえば「ジュード」のドクター田中の学会でのテロの一件でもそうだが、軍隊がテロリストを踏んだりけったりのリンチを行うシーンがあるが、それをみて怒り出すライデッカー!しかしそういった矢先ピストルで撃ち殺す! 本当にライデッカーは愛すべき執念の男である。

 MAXの物語はローガンとの出会いによって動き出す。今まではマンティコアから逃げてばかりの生活を送っていたが、ローガンに協力することによって、マンティコアの追っ手は確実にMAXを追い詰める。身の危険を冒しても信じる道を行くローガンとの出会いをきっかけに、自分自身を受け入れ、逃げるばかりではなく自分の生き方のために戦うわけである。それはMAXがより人間らしく成長するきっかけになるわけだ。そういう意味では1話のMAXは美しいが情緒が乏しい人形的な感じがするね。

 いやーなんか 硬い文章になってもーたけど・・しかし、笑えるのはローガンのストーカーぶりなわけで、思うにあれはいい男がやるから思わせぶりに見えるわけで、あれがすごい不細工だったら、普通の人間はひきますよ(笑)
仕事場に来てお金を渡して住所聞いて、溜まり場のバーで待ちぶせて、お部屋にはパトスの像・・・。きわめつけにローガンのマンションに行ってみれば、ローソクを灯して待っている。完全に勘違い野郎である。しかし女というものは勝手な生きもので、いい男に、そこまでされてみたい しかし不細工なら110番!まるで会社でのセクハラ問題を思わせる。

 しかし あのパトス像でMAXは新しいバイクが買えたということは、かなりお値打ちモノだということが伺える。それなのにまたそれを闇から買い戻して 再びMAXにプレゼントし、正義の味方運動の一員に勧誘するローガン。あんたはただものではない。


 

 

 

 

 

 

 

 
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